複数の塗装店を慎重に比較検討する
見積もりは、どのくらいの価格で工事ができるかということと、どのような工事方法になるのかを提示してもらうために 塗装店にお願いをします。
はじめから信用を見すえて、1社にしか見積もりを取らない人もいれば、8社から見積もりを取る人もいます。
業者を比較することに対して、多少なりとも抵抗を感じられる方もいらっしゃると思います。
でも、リフォームによるトラブルが社会問題化している今のご時世では、
何社からかお見積もりをとらないことの方が無防備すぎると思いませんか?
実際には、見積もりの比較だけでは判断しにくい点もありますが、何もなければもっと判断できません。
ぜひ当サイトの見積もり書での比較を参考にして、見積書の見方、チェックポイントをよく確かめながら良心的な塗装店 の業者を選別する目安にしてください。
大手塗装店は避ける
他のリフォームのように形があるものは別ですが、塗装のように形で品質を判別できない工事の場合は大手を避けます。
圧倒的な予算不足で手抜き工事をせざるを得ない下請け業者が圧倒的に多いからです。
大手は安心できるというイメージは、業界を知らない素人の勝手な理想像であって真実は真逆です。これは業界人ならだれもが知っている事実です。
これは元請けの大手側がどんなに現場管理しようとも、下請けへの予算面が解決されない限り、絶対というほど解決できない問題です。
見積もりをする前に聞いておくこと
見積もりの費用は無料なのか?
返事はいつまですればいいのか?
業者のスケジュール的な都合で、返事を催促される場合があるので、
ゆっくり検討するためにも事前に聞いておく。
業者が来たら、困っていることや気になる箇所を伝えておく。
家の塗装はある程度の手抜きでも、見た目はきれいに仕上がるもの。
すなわち少ない金額でも仕上げられる。
無理に予算に合わせた工事とならないためにも、予算は言わない。
結果的に、見積もりの条件が会わないことで断りづらい場合は、
はじめから「駄目な場合はことわってもいいのか?」ということを伝えておく。
家のまわりを実測だけで見積もりをする業者もいるが、
一応家の図面も必要なのかを聞いておく。
特に訪問販売系のセールスに多いのですが、
「即日即決」といって、見積もりした日に契約までこぎつけようとする塗装業者もいるので、いいことばかりを鵜呑みにせず、慎重にことを運ぶ意識をもちます。