業者に依頼するまでもない、ちょっとした塗装。
今度の日曜日にでも、自分でできるものは自分でやってみてはいかがでしょうか?
プロ直伝の塗装方法で、あなたもぜひチャレンジしてみてください。
DIY鉄部塗装
DIY塗装は、鉄部編(フェンス、手すり)と塀・プロック編があります。
それぞれ、使用塗料の種類やうすめ方などの注意点、刷毛やローラーなどの道具の使い方、下塗り、中塗り、上塗りなどの、素人でもわかりやすい塗装方法を解説しています。
まずは塗装の全体の流れです。
養生
塗料が飛び散っても周りが汚れないように、ビニールやガムテープなどで覆って汚れを防止することです。
新聞紙などでも代用できますが、紙でグチャグチャにしないためにも、マスカーというもので養生をします。ほかに不要になった布などでも代用できます。
外壁塗装でもそうですが、この養生をきっちりやらないと仕上がりのきれいさに差が出ます。DIY塗装でも、この養生をしっかりすれば、見た目がきれいに仕上がります。
材料:マスカー・ガムテープ、テーププライマー、ラスター(小さいほうき)
購買:ホームセンター、インターネット
マスカー・ガムテープ/200円前後
主にビニール幅550cmと100cmのものがあり、ともに長さ25メートルです。
ガムテープとビニールがはじめからくっついて一緒になっていますので、ビニールを貼って次にガムテープを貼って、などという煩わしさがありません。
塗装する面の高さがない場合は、広範囲に塗料が飛び散ることもないので、ビニール幅550cmのもので十分です。
マスカーはインターネットで検索すれば、売ってますが、ちかくの塗料屋さんやホームセンターでも売っています。
一個200円前後です。
門塀やブロックを塗るのであれば、25メートルあれば十分ですが、家の周りがグルっと長い場合は、2つ以上あってもいいです。
いずれもブロックや門まわりの長さをだいたい計ってから、それより10メートル以上余裕を持たせた長さ分を購入しましょう。
マスカーはテープも一緒になっているので、うまく養生できればいいのですが、プロでもテープとビニールの部分を誤ってくっつけてしまい、グチャグチャになってその部分だけ使い物にならなくなる場合があるので、DIY塗装ではそれはなおさら。
余裕を持って購入します。
テーププライマー/1,000円前後
ツルツルした面にマスカーのテープを止める場合は必要ありませんが、コンクリートなどテープがつきにくい場所には必要です。
スプレー式です。
スプレー噴射およそ1分後にテープを張っていくと、テープが良くくっ付くようになります。
ラスター/150円前後
ほうきはどこにもありますので、なくてもいいです。
マスカーのガムテープの着きをよくするために、ほうきなどでゴミやホコリを掃除しておきます。
それでもテープの付きが悪い場合はテーププライマーを噴射して、テープの付きを良くしますが、ここの説明ではバルコニーの床です。テープがよくつくため使用しません。
塗装する手すりギリギリと鉄 べランダの床の境にマスカーのテープ部分を張っていきます。
塗装する部分を考えて、塗料が落ちても床が汚れない範囲までテープを伸ばして貼っていきます。
ビニールを広げていきます。
風でビニールがヒラヒラしないように、ガムテープで止めます。