DIY鉄部塗装
DIY塗装/中塗り(鉄部)
仕上げ塗料で塗装していきます。
この中塗りの時点で仕上げとしてもいいですが、耐久性を高める場合はより肉厚をつける意味で、この中塗りという作業をします。特にさびが発生している部分は、鉄でも塗料を吸い込みます。
さびが発生している部分は中塗りをして、普通に塗膜が生きている活膜部分は中塗りの工程を省いて上塗りで仕上げてしまってもいいでしょう。
材料:仕上げ塗料・シンナー・刷毛・下げ缶・ローラーを使用する場合追加:ローラー・ローラーハンドル・ローラーネット・ローラーバケット
購買:ホームセンター・インターネット・塗料屋さん
塗料3㎏ シリコン系/6,000円前後、ウレタン系/5,000円前後
塗料はさまざまなものがあります。
ホームセンターで売っているものでもいいですが、せっかくなので塗料屋さんで業務用の塗料を使ってみるのもいいでしょう。
内容量も3kg入りと、15kg入りがあります。
日本ペイント、一液ファインシリコンセラ
左3kg 右15kg(一斗缶)
一般の家のベランダ程度や手すり程度ぐらいは、3、4kgの塗料で足ります。家の外にある鉄の階段などは、余裕を持って一斗缶のほうがいいでしょう。
鉄部の塗料種類
※保管にも困らないよう、塗装量を考えて購入しましょう。
日本ペイント 一液ファインウレタン(溶剤 シンナー系)
日本ペイント 一液ファインシリコンセラUV(溶剤 シンナー系)
基本的に鉄部の塗り方は、さび止め塗料と一緒です。
やはり溶剤系の場合は、シンナーである程度うすめて塗装します。
水性の場合は水で薄めて塗装します。
水、シンナーともに薄め方は塗料缶に何%うすめるという説明書きがあります。
DIY塗装/上塗り(鉄部)
仕上げ塗装とも言います。中塗りと一緒です。
材料:中塗りと一緒です。
中塗りと一緒です。
最後に塗装されていない部分がないか確認をします。
鉄部の場合は、平面の塗装とちがい、形状がさまざまで角度によっては塗装できていなかったりします。
下から覗きこむようにしなければ塗装できない場所など、無理な体制で塗らなければならない部分などは、特にきちんと塗装できているか確認をします。
塗料によっては、養生をはがした時に、ガムテープなどについていた、すでに乾いた塗料がパリパリになって、それが周囲を汚してしまうこともあるので、ゆっくりと慎重に養生をはがして行きます。 養生をはがして完了です。
※使用したローラーは一般的に使い捨てになるので、ハンドルからはずして捨てます。
ハンドルに装着したまま、保管しておくと固まってローラーが外れなくなります。
刷毛は中性洗剤でよくあらって保管するか、溶剤塗料(シンナー系)の塗料の場合は、専用の刷毛箱を購入して、その中にシンナーやボイル油(食用サラダ油やてんぷらに使用した油も可)に浸して、保管することもできます。