誰でもカンタンDIY塗装
業者に依頼するまでもない、ちょっとした塗装。
今度の日曜日にでも、自分でできるものは自分でやってみてはいかがでしょうか?
プロ直伝の塗装方法で、あなたもぜひチャレンジしてみてください。
まずは塗装の全体の流れです。
塗装前の下準備
塗装作業というと、塗料を塗ることを想像することのみを想像する方も多いと思いますが、質の良い塗装を実現するためには、下準備が非常に重要になります。
では、下準備とはどういったことがあるのか?
具体的に見ていきましょう!
水洗い
材料:ブラシ
購買:ホームセンター、インターネット
水を流しながらブラシなどを使用して、カビや汚れを落としていきます。
家の外壁塗装でいえば、下地調整という高圧洗浄の部分で、塗料の密着を高める作業です。
塗装前におこなう下準備作業ですが、基本的にはDIY塗装も本格的な家の外壁塗装と工程的にはほぼ同じです。
次に行う養生をする場所にも、ガムテープの付きを良くするために、よく水洗いをしておきます。 水洗い後は、次の塗装をするまでに一日ほど乾燥させます。
養生
材料:マスカー・ガムテープ、テーププライマー、ラスター(小さいほうき)
購買:ホームセンター、インターネット
塗料が飛び散っても周りが汚れないように、ビニールやガムテープなどで覆って汚れを防止することです。
新聞紙などでも代用できますが、紙でグチャグチャにしないためにも、マスカーというもので養生をします。ほかに不要になった布などでも代用できます。
外壁塗装でもそうですが、この養生をきっちりやらないと仕上がりのきれいさに差が出ます。DIY塗装でも、この養生をしっかりすれば、見た目がきれいに仕上がります。
マスカーのガムテープの着きをよくするために、塀と地面の境付近のゴミやホコリを掃除しておきます。
それでもテープの付きが悪い場合はテーププライマーを噴射して、テープの付きを良くします。
テーププライマーは噴射して、1分後ぐらいあとにガムテープを貼っていきます。
塀と地面の境ぎりぎりのところに、マスカーのガムテープを貼っていきます。
地面の目が粗いときは、テープと地面の隙間から塗料が流れ出して仕上がりが汚くなるので、テープと地面に隙間がないように、強く指で押しながらテープと地面を密着させます。
仕上がりの見栄えは、この塀と地面の境がくっきりでることによって変わってきます。
風でヒラヒラしないように、ビニールをガムテープで止めます。
ブロック塀や塀の横には門扉がだいたいあります。
ローラーと刷毛だからといって飛ばないと思ってても、養生をしなければまず間違いなく塗料が着いて汚してしまいます。
門扉などがある場合は、やはり塀との境にテープを貼って養生をします。 風でヒラヒラしないようにビニール部をテープで止めていきます。
マスカー・ガムテープ/200円前後
主にビニール幅550cmと1.100cmのものがあり、ともに長さ25メートルです。
ガムテープとビニールがはじめからくっついて一緒になっていますので、ビニールを貼って次にガムテープを貼って、などという煩わしさがありません。
塗装する面の高さがない場合は、広範囲に塗料が飛び散ることもないので、ビニール幅550cmのもので十分です。
マスカーはインターネットで検索すれば、売ってますが、ちかくの塗料屋さんやホームセンターでも売っています。
一個200円前後です。
門塀やブロックを塗るのであれば、25メートルあれば十分ですが、家の周りがグルっと長い場合は、2つ以上あってもいいです。
いずれもブロックや門まわりの長さをだいたい計ってから、それより10メートル以上余裕を持たせた長さ分を購入しましょう。
マスカーはテープも一緒になっているので、うまく養生できればいいのですが、プロでもテープとビニールの部分を誤ってくっつけてしまい、グチャグチャになってその部分だけ使い物にならなくなる場合があるので、DIY塗装ではそれはなおさら。
余裕を持って購入します。
テーププライマー/1,000円前後
ツルツルした面にマスカーのテープを止める場合は必要ありませんが、コンクリートなどテープがつきにくい場所には必要です。
スプレー式です。
スプレー噴射およそ1分後にテープを張っていくと、テープが良くくっ付くようになります。
ラスター/150円前後
ほうきはどこにもありますので、なくてもいいです。